中期計画に対する取組 335
6-5 その他業務運営に関する重要目標を達成するためにとるべき措置
6-5-1 施設設備の整備等に関する目標を達成するための措置
(機構共通)
① 定期的に施設の実態や利用状況を自己点検・評価し,教育研究活動や共同利用等の施設の有効活用を図る。 本機構では,施設の実態や利用状況の調査を行うため,施設点検・評価システムを導入した。
② 施設の老朽化,狭隘化,耐震対策,既存施設の点検・評価及び共同研究等の研究活動の進展に伴い必要となる施 設の整備計画を作成し,計画的な施設整備を行い,研究施設等の適正な確保に努める。
各機関では,既存施設の点検・評価を行い,空調機更新,給水管,排水管更新,雨漏り・漏水対策,エレベータの 保全修理など,必要箇所の営繕・改修工事を実施した。主要建物においては耐震診断を実施し,緊急度ランクによる 整備計画を検討した。電力の安定供給及び最大電力のピークカットのため,非常用発電機の増設を行った。また,電 力需要を調査し,変圧器の集約化を行った。
③ 環境を考慮した施設整備に努める。
各機関では,施設整備委員会等において,施設年次計画等を策定すると共に,研究活動の進展に伴う計画の見直し を行った。環境対策の整備実施状況を調査し,環境への配慮から屋外緑化整備(水路整備及び植樹等)を実施すると ともに,各工事において,省エネ設計,リサイクル建材の利用,排水再利用等を実施した。身体障害者対策を施した 屋内環境整備や駐車場や外灯など屋外環境整備を行った。
④ 施設の安全で効率的な管理・運営のため,施設・設備の利用計画,維持管理の計画を作成する。
各機関では,施設を安全に使用するため,衛生管理者の巡視指摘による改修,整備を実施した。身体障害者に関わ る整備状況も調査し,計画的に整備している。効率的な管理・運営のために棟別の計量器の設置の推進及び施設の管 理台帳,設備台帳,機器台帳の整備を進めている。
6-5-2 安全管理に関する目標を達成するための措置
(機構共通)
① 労働安全衛生法等に係る諸事項の評価と点検を実施するとともに,関連諸規程・規則,作業基準,安全マニュア ルを整備し,適切な管理を行う。
本機構に労働安全衛生連絡会議を設置し,各事業所の取組状況等について情報交換等を行うとともに,各機関(事 業場)では,毎月1回,定期的に労働安全衛生委員会を開催し,安全管理者等による定期巡回報告書に基づき,点検・ 評価を実施している。
各機関では,法令に基づく労働安全衛生管理体制を更に強化するため,「安全衛生推進部」「安全衛生管理室」など の組織を新設し,労働災害の防止,機器の運用・保全,職員の安全の確保及び健康の保持増進を図り,快適な職場環 境の促進に努めた。
分子科学研究所では,各種有資格者,専門知識保有者を効率的に育成,組織化するために安全衛生管理室を設置し, 安全衛生管理担当専任助手1名を配置した。安全衛生管理室は毎月開催される岡崎3機関安全衛生委員会のあと定例 会議を開いて,研究所の安全衛生に関する実情調査,作業指導,企画立案を行っている。また,安全衛生講習会の開
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催,マニュアルの作成,各種資格取得の奨励を行っている。一方,安全衛生委員会は,安全衛生管理に必要な研究所 内の規則の制定,広報活動などを行った。
② 自然災害等への対応マニュアルを整備するとともに,危機管理体制の構築を図る。
本機構事務局及び各機関の緊急時連絡網を作成するとともに,対応マニュアル等を作成した。
③ 教育研究活動等に起因して職員,共同利用・共同研究者に被害がもたらされた場合の補償等に対応するため,保 険等による対策を図る。
本機構では,国大協が実施する総合保険に加入するとともに,公用車に対する任意保険に加入している。総合保険 については,今年の災害状況等を例に翌年度の保険対象となる動産・不動産について調査を実施し,加入保険につい ての見直しを実施した。
④ 職員の過重労働に起因する労働災害を防止するため,勤務時間の適正化に努める。
本機構の一般職員について,職員の過度な労働の防止に努めるとともに,超過勤務時間の縮減を図った。
⑤ 労働安全衛生法等に関する講習会等に積極的に参加させるなど,職員に対する安全管理・事故防止に関して周知 徹底を図るとともに,種々の資格者の育成を図る。
本機構事務局及び各機関では,労働安全衛生法に関連した各種講習会等に計画的に参加させ,業務に必要な各種資 格の取得を奨励した。